こんにちは!日常的にメンズメイクをしているショップ店員の、たいが(@grrr98__)です。
メイクをしてみたいけれど、化粧ってどこをどうすればいいの?
メンズメイクは女性のメイクと何が違うの?
色々種類があってよくわかんない
↑数年前、俺もこんな疑問を持っていました。
それから雑誌やYouTubeを見まくってメイクに関する知識を得て、ほぼ毎日メイクをするようになりました。
当時は「メンズメイクはこうやってやるんだよ」というまとまったWebサイトが無くて、「あったらいいのにな~」と思ったので、書くことにしました。
この記事を読んだら上記の疑問が解決するようになります。
*メンズメイク初心者さんへの記事です!ある程度メイクの知識がある方はすっ飛ばして下さい!
それでは、さっそく行きましょう!
Contents
メンズメイク 何から揃えたらいいか
まず、基本のメイクですね。
ざっくり分けるとこうです。
- ベースメイク(肌)
- アイブロウメイク(眉毛)
- リップメイク(唇)
- アイメイク(目)
一応優先順位で番号を付けていますが、何をやりたいかは人によります。
肌は綺麗だけど眉毛の色だけ髪色に合わせたかったら、アイブロウメイクだけ。
ニキビ跡や青ヒゲを隠したいからベースメイクだけ。
それでも全然オッケーです!!!
でも、大体の人は「肌を綺麗に見せたい」という男性が多いのでは?
なので、早速ベースメイクのやり方についてお話します!
ベースメイクの基本
ベースメイクの基本は、
- スキンケア→BBクリーム→(フェイスパウダー)
- スキンケア→化粧下地→ファンデーション→(フェイスパウダー)
この2通りです。
中には、化粧下地いらずのファンデーションや、ファンデーションを使わず化粧下地とパウダーだけで仕上げるやり方もあるので、一概には言えないですけど。
大体こうです。
あとは、サブアイテムとして、
- コンシーラー(ニキビ跡や目のクマなど部分的にカバーするアイテム)
- シェーディング(鼻筋や輪郭に影をつけるアイテム)
- チーク(頬に赤やピンク系の色を入れ血色を良く見せるアイテム)
- ハイライト(頬骨など顔の高い所にツヤを出すアイテム)
が挙げられますが、これらは基本のベースメイクにプラスで使うイメージです。
*単品で使うのも無しじゃないと思いますよ!ご自身の顔の悩みに合わせて使って下さい。
なので、BBクリームとファンデーションの違いがわかったらもうほぼ大丈夫です。
これからそれぞれの特徴を簡単にお話しますね!
BBクリームとは
BBクリームは韓国発祥のスキンケア後に付けるだけの、色のついたクリームです。
多分、メンズメイクのアイテムとして一番多いアイテムなのではないかと思います。
これとか有名ですよね!↓
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— 資生堂 uno(ウーノ) (@uno_official) 2019年12月16日
「スキンケア、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションが、これ1本で!」みたいな商品が多いです。
男性もののBBクリームは、ファンデーションほどカバー力は無いものが多いですが、肌を綺麗に見せてくれます。
カバー力あるBBクリームもあるんですけど、厚ぼったい仕上がりというか、透明感が出にくいなあーという個人的な感想です。
手軽に使える反面、「崩れやすい」「テカりやすい」などデメリットもあります。
あと色展開が少ないので白っぽい仕上がりになってしまう製品もありますね。
また、BBクリームは基本石鹸で落とせますが、、、俺はクレンジング推奨です(経験談)
BBクリームで皮脂や汚れが毛穴に詰まってニキビができてしまう人は、クレンジングもした方がいいと思います。
BBクリームの類似品で、CCクリームというアイテムもあります。
CCクリームも肌を綺麗に見せるアイテムですが、BBクリームよりナチュラルに仕上がります。
化粧下地とは
化粧下地は、ファンデーションを塗る前に「つなぎ」として使うアイテムです。
化粧下地はファンデーションのノリをよくしてくれるだけでなく、「テカり防止」「肌のくすみ補整」「メイクを崩れにくくする」「毛穴をなめらかに見せる」などのメリットがあります。
皮脂テカり防止の化粧下地はプリマヴィスタが有名ですね!
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なるべく肌に負担をかけたくないノーファンデ派は、化粧下地とパウダーだけで済ませるのもアリです。
カバー力はないですが自然な透明感ある肌に仕上がります。
また、BBクリーム前に使用すると崩れにくくなるのでそれもアリですよ。
化粧下地はクレンジング必要なものと不必要なものがあります。
ファンデーションとは
ファンデーションはニキビ跡、シミ、毛穴、目のクマなどの肌のアラを隠し、綺麗に見せるアイテムです。
BBクリームよりカバー力と崩れにくさを求める方は、ファンデーションが良いと思います。
BBクリームよりファンデーションの方が色展開は多め。
BBクリームと違ってファンデーションはクレンジングが必要です。(石鹸で落ちるファンデもたまーにあります!)
もう知っている人も多いと思うんですけど、ファンデーションは種類が多い!!!
パウダーファンデーション
パウダーファンデーションは固形のファンデーションです。
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粉が押し固められていて、それをパフに取って肌に付けます。
一番古いというか、昔からあるタイプのファンデーションですね。
- 肌への負担が少ない。
- テカりにくい。
- 手が汚れない。
- ツヤ感が無いと粉っぽい仕上がりになってしまう。
- スキンケアで肌が湿っている状態だと、パウダーがムラになる。
- パフを洗うのが面倒くさい。
リキッドファンデーション
リキッドファンデーションはその名の通り、液状のファンデーションです。
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指で付ける、ブラシで付ける、パフで付ける方法があります。
- カバー力があるものやナチュラルな仕上がりなど好みで選べる。
- ツヤっぽい仕上がりやマットな仕上がりなど色々ある。
- スキンケアに馴染ませることができる。
- 指で付けられるのでパフを洗う面倒がない。
- パウダーファンデよりは肌への負担がある。
- 指でつけるとムラになることがある(練習あるのみです)
クッションファンデーション
クッションファンデーションは、液状のファンデーションがクッション(スポンジ)に染み込んでいて、そこからパフで取って付けるタイプのファンデーションです。
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こちらも韓国発祥。
リキッドファンデーションより使いやすくて薄付きでカバー力がある、今最も勢いのある製品だと思います。
化粧下地もいらないので単品で使えます。(化粧下地を使った方が化粧モチは良い)
- 手が汚れないので使いやすい。
- 化粧下地がいらない。
- スキンケア後にパパッとつけるだけ、ムラにならない。
- リキッドファンデーションよりツヤっぽい仕上がり。
- 崩れにくい、カバー力◎
- パフを洗うのが面倒くさい。
- ツヤとテカりは紙一重。
クリームファンデーション
クリームファンデーションは、リキッドファンデーションよりも保湿効果が高いファンデーションです。
プッシュタイプやジャータイプ、コンパクトタイプなど形態は様々なので、「あ、これクリームファンデだったんだ?」となるような定義が難しいやつです。
美容成分70%!とかいう製品が多いかと思います。
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リキッドファンデよりもスキンケア思考の方、乾燥が気になる方に向いています。
- スキンケア感覚で肌に優しい。
- 乾燥しにくい。
- 脂性肌や混合肌はテカってしまうかも。
基本的に、現代はパウダーファンデーションよりもリキッド、クッション、クリームファンデーションの方が主流です。
朝スキンケアで肌が湿っている状態でも馴染みやすいし、伸びがいいので薄付きにもしっかりめにも仕上げることもできます。
フェイスパウダー
フェイスパウダーはベースメイクの仕上げに乗せるパウダーです。
皮脂テカり対策でファンデーションを崩れにくくしたり、透明感を出す効果があります。
色が付いていないものもありますし、肌色のものや、肌の赤みを抑えるためにブルーやグリーンの色付きのものもあります。
種類は2つ、プレストパウダーとルースパウダーがあります。
プレストパウダー
プレストパウダーは、固形のフェイスパウダーです。
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パフやブラシで肌につけます。
肌色のプレストパウダーはパウダーファンデーションと区別がつかなくて「あれ?」って思うかもしれませんが、プレストパウダーの方がファンデーションよりカバー力は低め&肌の負担が少ない、といったイメージです。(商品によりますが!)
ルースパウダー
ルースパウダーは、粉状のフェイスパウダーです。
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ルースパウダーはプレストパウダーより肌に優しいものが多いですが、付けるとき粉が舞うとむせるので注意です。
…
さあ!ここまでが基本の基でした!
さらに、コンシーラーとシェーディングというアイテムがあります!
コンシーラーとシェーディングは、メンズメイクで欠かせない重要アイテムだと思っています。
メンズメイクのYouTuberもよく使ってらっしゃいますね。
コンシーラーとは
肌のアラを隠すアイテムです。
ファンデーションでは隠し切れないニキビ跡、シミ、目のクマ、青ヒゲなどに使います。
こんな感じです!↓
あくまで部分的に使うアイテムなので、顔全体に塗りたくるものではないです。
ファンデーションの前に使うと自然に仕上がりますが、しっかり隠したい人はファンデーションの後につけます。
シェーディングとは
シェーディングは顔に影を作るアイテムです。
輪郭に使うと小顔に見えますし、鼻に使うと鼻が高く見えたりします。
自分の肌の色より濃い色のパウダーを、ブラシにつけて影を作りたい場所に乗せます。
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…
はい!ここまでが基本のベースメイクです!
お疲れ様でした!!!
まだサブアイテムとしてチークとハイライトがあるんですが、男のメイクで取り入れないといけないわけではないかなー、という感じです。
でも、雰囲気がガラッと変わるので、中性的なメイクをしたい方におすすめですよ。
チークとは
チークは頬紅のことですね。
おじいちゃんみたいな言い方してしまうと。笑
頬にピンクやオレンジ、ブラウンなどの色を置いて、顔色をよく見せたり小顔効果があります。
チークを控えめに使うとこんな感じ、↓
病みメイクや酔っ払いメイクに使うとこんな感じです。↓
粉状のパウダーチークや、練り状のクリームチークなどがあります。
ハイライトとは
ハイライトは顔の高い所にツヤっぽい光を置くアイテムです。
頬の高い所や鼻筋に付けたり、目の下に涙袋メイクで使う方もいらっしゃいます。
パウダータイプとかスティックタイプとか色々ありますね。
ハイライトを頬に使うとツヤ肌に仕上がります。
…
これでベースメイク編は終わりです。
意外と長くなってしまった…申し訳ないんですが、アイブロウ、リップ、アイメイクなどポイントメイク編は、、、
別記事で!!!
「ベースメイクだけでいいよ~」という方は、これで基本は抑えて頂けたかな、と思います。
俺のブログのカテゴリーで「ベースメイク」を選んで見てみて下さい。
参考にして頂けたら嬉しいです!
それでは、眉毛、唇、目のメイクについてはこちらの記事で解説しています↓

こちらも参考にして頂けたら幸いです!
長かったとは思いますが、ここまで読んでくれてありがとうございました!